だんだん夏が近づいてきましたね!夏はトイトレにちょうどいい季節とも言われています。
トイトレは子供がおむつを卒業してトイレで排泄をすること、トイレトレーニングの略だよ!
大人は当たり前にやっているトイレでの排泄。だけど生まれてからずっとおむつをしてきた子供にとってはトイレを使うのは大変!そして当たり前のことを教えるのって親も大変・・・
私が息子のトイトレを開始したのは周りの影響もあり1歳過ぎくらい。でも途中娘の妊娠出産もあり、何度も中断して、結局外れたのは3歳2ヶ月。その間はすごくイライラしたしツラかった。
すんなり行くケースもありますが、なかなか上手く行かずに親も子もストレスが溜まりやすいトイトレ。この記事では少しでも気楽にトイトレをする方法をご紹介します!
こんな人におすすめ
- お子さんのトイトレを始めようとしている方
- トイトレ中だけどうまくいかずに困っている方
- トイトレはほぼ終わったけどたまに失敗しちゃった時の対処法に困っている方
トイトレのやり方ダイジェスト
トイトレ開始の目安
トイトレって何歳からやるものなの?って気になりますよね。
最近は早期教育の影響もあってか1歳代でトイトレ完了する子もいます。けれど息子が3歳の頃の保健師さんの話によると、3歳児検診でおむつ外れが完了していない子が約3~4割いるとのこと。トイトレ完了は個人差もあり、3歳代で外れる子が多いようです。
年齢よりも子供自身の準備が整っていることが大切です。
準備が整っているかどうかはこのリストをご参照ください。
1.トイレまで自分で歩いて行ける
Benesse 教育情報サイト「トイレトレーニングはいつから?」https://benesse.jp/kosodate/201612/20161227-2.html
2.便座やおまるにしっかりした姿勢で座っていられる
3.大人の問いかけに、「はい」「イヤ」など簡単な言葉で答えられる
4.おしっこの間隔が2時間以上空く(オムツを替えてから、濡れているかをこまめにチェックするとわかります)
5.「抱っこして」「ちょうだい」など自分の気持ちを伝えることができる
6.大人のマネができる
トイトレの進め方
- 絵本やDVDでトイレの存在や意味を説明する
- 実際にトイレの便座に座ってみる
- 1日に何回かトイレに行く
- 日中おむつではなくパンツで過ごす
- 夜もパンツで過ごす
大まかに言うとトイトレはこのような流れです。この過程でトイレに行くことを嫌がったり、トイレに行けてもなかなか排泄できなかったりと時間がかかってしまうことも多々あります。
うちは息子は最初トイレを怖がり、娘はトイレには行けるもののなかなか排泄できず・・・子供によってどのポイントで時間がかかるかはさまざまです。
トイトレでのストレスの原因とは?
トイトレではストレスが溜まるけれど具体的にはどのようなストレスがあるのでしょうか。親のストレスと子供のストレスについてそれぞれ考えてみました。
親のストレス
先が見えないことへのストレス
トイトレは始めるタイミングは親が決められたとしても、終わるタイミングは分かりません。長引けば長引くほど、先の見えないストレスは溜まります。同じタイミングでトイトレ始めた子や我が子よりも月齢低い子がトイトレ完了しているのを見ると焦ってしまい、余計にストレスを感じることも。
失敗後の処理に関するストレス
トイトレに失敗はつきもの。とはいえ、何度も部屋の中で排泄されて片付けるのは正直ストレスです。紙おむつだったらお尻を拭いておむつを捨てて終わりだったけど、床を水拭きしたり消毒したり手間がかかります。
妹や弟がいてずり這いなどしている場合は余計に神経質になりがちです。
怒ってしまう自分へのストレス
「トイトレは気長にやりましょう」「失敗しても怒らないことが成功への秘訣です」なんてよく言うけれど親だって人間です。何度も失敗が続けばイライラもするし、子供に怒ってしまう時だってあります。けれど「トイトレ失敗しても怒っちゃいけないんだ」と思うと余計にイライラが溜まったり、子供に怒った後には怒ってしまった自分に凹んだり。親自身も感情のコントロールが難しいです。
子供のストレス
新しいことへ挑戦するストレス
今までは基本的におむつに排泄していて問題なく過ごしていたのに、なぜトイレに行かなければならないのか?生まれてからずっとおむつを使っていた子供にとって、おむつへの排泄は当たり前。
トイレで排泄した方が気持ちがいいと言われても実感として分からなければ、子供自身も「やらされている感覚」が強く、トイレに行くメリットを感じるととができません。
大人だって新しいことに挑戦する時は緊張やストレスがあります。その上「なぜ今までとやり方を変えないといけないんだろう」と子供も疑問に感じることでしょう。
失敗のストレス
トイトレ中に失敗して怒られる、または親が残念そうな顔をした時。子供は恐怖や罪悪感を感じます。
大好きなママやパパの怒った顔や悲しむ顔をしている、しかもそれが自分のせいだ・・・
そのこと自体が子供のストレスにつながり、失敗が続くと自己肯定感が下がるとも言われています。
ストレス軽減するための4つの方法
開始時期の見極め
上記の「トイトレ開始の目安」でもご紹介しましたが、子供自身の準備が出来た時がトイトレ開始するタイミング。周りの意見や友達に合わせて始める必要はありません。
日中おむつが2時間以上濡れていない、朝までおむつが濡れていないなどは膀胱が大きくなってきたサイン。年齢ではなく、お子さんの体の状態・作りを考慮してトイトレ開始の時期を決めるとスムーズです♪
また一度開始してみても本人がどうしても乗り気でなければ一旦休憩するのもありです。
子供の動機付け
子供自身がトイレに行く気がないのに、トイトレを開始するのは親子ともに苦労する原因のひとつ。
なので実際トイレに行き始める前から子供にトイレに行くことの良いイメージを持ってもらいましょう!生活の中や遊びの中にトイレの存在を取り入れて意識し始めることが大切です。
具体的には下記のようなものが挙げられます。
- 親がトイレに行く時一緒に行きその姿を見せる。(トイレの使い方を教える)
- トイレに関する絵本やDVDを見て、「ちゃんとトイレに行けていいねー」など声かけをする。(トイレに行くことへのポジティブなイメージを付ける)
- 人形やぬいぐるみ遊びをする中でトイレに座らせるなどして遊びの中でもトイレの存在を認識できるようにする。
後処理を簡単にするための工夫
トイトレ開始前の準備をしていても、失敗してしまうことはもちろんあります。なので失敗する前提で準備することも大切です。備えあれば憂いなし、失敗も笑って対処できるようにしましょう。
- 床はできれば布製カーペットではなく、クッションマットやフローリングシートなど拭き取れる素材にしておく。
- 着替えが足りなくならないように多めにボトム(ズボン・パンツ)を用意しておく。
- どうしても床が汚れるのが嫌な場合、パンツの上からおむつを重ねるorパンツにトレーニングパッドをつける。
- トイレクイックルや雑巾などを多めに、かつ取りやすい場所に用意してさっと拭けるようにしておく。
- 防水シーツを利用する。
大人1人で取り組むのではなく夫婦や親、保育園との協力を!
ママが一人で子供のトイトレをしようとすると、追い詰められてイライラしがちです。
ワーママの場合は保育園と協力して、専業主婦の場合は可能な限りパパや祖父母も巻き込んで子供をトイレに連れていくようにしましょう。毎回は難しくても朝起きた時や休みの日、帰省のタイミングなどで協力を仰ぐことをおすすめします。
私は息子の時は張り切りすぎて全部自分一人でトイレに連れて行ってたら、うまくいかない時にイライラしすぎてつらかった。。。
娘の時は、息子の時の反省を活かして朝イチのトイレだけ夫に頼むことにしました♪朝イチは成功しやすいため、娘も夫も達成感があったみたい!
トイトレでストレスを溜めないことのメリットとは?
トイトレの際のストレス軽減についてご紹介しました。ストレスを軽減することで怒る機会が減り、親子関係を良好な状態に保てるようになります。
人体の構造上、排泄は副交感神経優位の動作。つまりリラックスした空間の方が排泄しやすいためストレス軽減することは結果的にトイトレの成功につながります。
この夏トイトレ予定の皆様、親子ともに笑顔でトイトレ乗り切れるよう心より応援しています!
coment