海外の子供の誕生日パーティーに招待されたらどうする?

海外の子供の誕生日パーティー 海外育児
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海外子育てをしていく中で避けては通れないのが誕生日パーティー。

海外では子供の誕生日には盛大なパーティーが開催されます。

主役の子供にとってもお呼ばれした子供にとっても、誕生日パーティーは最高に楽しい時間です。

とはいえ、初めてお呼ばれした時はどうしていいのか戸惑いました。

そこで今回は海外での子供の誕生日パーティーの流れや招待された時にどうすればいいかについて、私の経験を踏まえて解説します!

この記事でわかること

  • 海外の子供の誕生日パーティーの流れ
  • 海外の子供の誕生日パーティーの招待された時のTo Do
  • 子供の誕生日パーティーの時、親はどうすればいいのか?
チカ
チカ

6歳と4歳の子供を持つブルガリア在住の駐妻チカです♪

前任地トルコでは子供が小さすぎて誕生日会に呼ばれたことはなかったけど、ホテルビュッフェや別荘でのパーティーやら、セレブな様子を噂に聞いてソワソワしていました!

そしてブルガリアにやってきて幼稚園に通い出すと、やっぱり増えてきた誕生日パーティーのお誘い。初めて呼ばれた時には焦って検索しまくりました・・・!

海外の子供の誕生日パーティー:基本情報

1.海外の人にとっての誕生日パーティーの位置付け

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

最初にお伝えしたいのは、日本と海外での誕生日の認識の違いです。

日本では誕生日の人に対して、周囲がおめでとうを伝え、家族や友達が中心となってお祝いをするのが一般的ですよね。

チカ
チカ

誕生日当日に、周りの人に誕生日アピールするなんて祝ってくれって言ってるみたいでなんだか恥ずかしくて言えない・・・

けれど海外(少なくともトルコ、ブルガリア)では誕生日は周りの人に日々の感謝を伝える日

会社でも誕生日には本人がクッキーやお菓子を持参して配る習慣があるようです。

誕生日パーティーもその考え方に基づき開催されます。

本人(子供の場合は親)が主催し、パーティー費用は全部主催者持ち!出費は正直かなりも額ですが、親しい人みんなに集まってもらうことが何よりのプレゼントになります。

チカ
チカ

参加することに意義がある、的な感覚ですね♪

予定があれば仕方ないけど、参加すると喜ばれます!

2.海外の子供の誕生日パーティーの規模はどれくらい?

Artturi MäntysaariによるPixabayからの画像

規模はもちろん様々です。ただ幼稚園によっては誕生日パーティーを行う場合はクラス全員(大体15名前後)を呼ぶようにというお達しを出す園もあります。

もちろん全員呼んでも全員が参加するわけではないですが、5歳児のパーティーでは少ない場合で7,8人、多い場合で20人程度、平均すると12,3人程度でした。

そしてこれに加えて親もやってきます

小学校高学年くらいからは誕生日パーティーに呼ばれても、親は送迎のみで子供だけ降ろしてくるパターンもあります。

小学校入学後は子供だけか大人付き添いかの微妙な年齢になってくるので、わからない場合は招待をしてくれた方に聞いてみるといいでしょう。

3.海外の子供の誕生日パーティーってどこでやるの?

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

誕生日パーティー開催する場所はさまざまです。

  • 屋内有料遊び場
  • キッズスペース付きのレストラン
  • 公園
  • 自宅or別荘

5歳児、3歳児の場合は上記の場所で行われることが多いです。

もう少し年齢が上がると映画館に行き一緒に映画を見て、その後パーティーをするなんてパターンもあるようです。

海外では子供の誕生日パーティーがメジャーなので屋内有料遊び場やキッズスペース付きのレストランでは最初から誕生日プランのようなものがあり、その中から主催者が予めケーキやイベント内容を選ぶ形式。

公園や自宅でのパーティーはケータリングしたお料理&ケーキ、部屋のデコレーションをしてお祝いします。

たまにセレブのお子さんだと、自宅にシェフやレストランスタッフ、警備員、ベビーシッターなどを呼んでパーティーを行うケースもあります。

チカ
チカ

パーティーといっても、子供達は遊ぶのがメイン!

なのですごくおしゃれして行く必要はありません♪特に小学校低学年ぐらいの子の場合は動きやすい服装&冬でも薄着になれる重ね着スタイルがおすすめです!(屋内施設でパーティーする場合、中はかなり暑くて汗だくになることが多いため)

海外の子供の誕生日パーティーの準備(招待される側の場合)

1.誕生日パーティーの招待を受ける

PezibearによるPixabayからの画像

現代はメールやWhatsApp(LINEみたいなアプリ)を用いてe-invitationを送るケースが増えてきています。

けれど稀にメールではなく、ハガキのようなお誕生日の招待状を受け取る場合もあります。

いずれにせよ、親の連絡先が書いてあるので出欠の連絡をしましょう。

チカ
チカ

ブルガリアはなかなか適当だから連絡なしできたり、行くって言ったのにこないパターンもあります。

けれど主催者側からしたら人数がわからないのは結構困る!人数次第で料金も変わってきたりするので、招待を受けたら返信しましょう!

ちなみにこの返信の時点で

  • 親も一緒にいていいのか(子供が幼稚園のうちは当然のように親がいるけれど、小学生からは念のため確認した方がよい)
  • 兄弟がいる場合は連れて行くか否か(大体の場合はWelcomeと言われるけれど稀に会場の人数の都合もあるため)

については相手に確認・連絡するといいでしょう。

2.プレゼント&誕生日カードの準備

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

参加する場合にはプレゼントは必須です!

具体的にはブルガリアでは50~80BGN、トルコでも私がいた当時で100TL前後のプレゼントを用意していたと周囲の人からは聞きました。

これは日本円にすると約3000~5000円程度

屋内遊び場でもレストランでも、明らかにお金はかかりますがパーティーに関する費用は全て主催者持ちです。

そのためお祝いの気持ちに合わせて飲食代を負担してもらう分、プレゼントもしっかりした物を用意しましょう。

また海外ではラッピングはお店でしてもらえないケースがほとんど。

なのでプレゼント購入時に一緒にちょうどいいサイズの紙袋を購入しましょう。

また誕生日カードの準備も忘れずに。

多くのゲストを呼ぶ場合どれが誰からのプレゼントか分からなくなってしまいます。

誕生日カードにお祝いの一言と自分の子供の名前を書きましょう。

ここまでに準備したプレゼント・誕生日カードを紙袋に入れたら準備完了です!

チカ
チカ

日本のように箱を包装紙で包むようなラッピングはせず、ブルガリアではそのまま紙袋にプレゼントをいれるだけでOK!!

アメリカなど他の国では一応中が見えないように綺麗な不織布などを袋の上にくしゃっと乗せる文化もあるようです。

海外の子供の誕生日パーティー:当日の流れ

1.時間通りに会場へ行こう

海外屋内遊び場

海外全般に言えることですが基本的に時間にルーズです。

会場にあまり早く着いても主催者も会場も準備中、なんてこともあります。

なので時間ぴったり、もしくは5分遅れくらいでの到着がベストです。

ちなみにもし当日交通事情などで多少遅れる場合でも基本的には連絡は不要です。主催者もすでに到着しているゲストの対応で忙しいので遅れたらとにかく急いでいきましょう。

チカ
チカ

ちなみに付き添いの保護者も特別おしゃれしていく必要はありません。

ただし、保護者は大体保護者席で大人同士で歓談していることが多いのでデニム&Tシャツ、みたいにカジュアルすぎるのも×。

2.主催者に招待のお礼&主役にお祝いを伝えよう

ElkaaaaaaaによるPixabayからの画像

会場に到着したらまずは主催者(誕生日の子の親)に招待してくれたお礼を伝えます。

そして主役の子供にプレゼントを持っておめでとうを言いに行きましょう。

この時、我が子から主役の子へとプレゼントを手渡ししたくなりますが、たくさんのゲストを抱えていたりすでに遊んでいる場合、荷物になったり遊びの邪魔になってしまいます。

お祝いを言ったら、主催者にプレゼントを置くスペースはどこか聞いてみましょう。

大体どこかテーブルや荷物置きがプレゼント置き場として用意されています。

3.大人と子供、それぞれのスペースに分かれよう

Alexas_FotosによるPixabayからの画像

挨拶が終わったら子供と大人は大体別のスペースで過ごします。

大人はレストランスペースにてワインを飲んだり、フィンガーフードを食べたりしつつしばし歓談

子供のお世話は施設のスタッフやアニメーターと呼ばれる司会者にお任せです。

パーティーの趣旨によって、自由に遊んだり、綱引きをしたり、ピニャータをしたり、風船アートをしたり、子供にとって楽しい時間を過ごします。

チカ
チカ

ピニャータはメキシコや中南米発祥のくす玉みたいな段ボール製の人形のこと。

ピニャータの中にはお菓子が入っているので、棒で叩いて中から飛び出すお菓子をGETするというイベントです♪最近はいろんな国のお誕生日パーティーで取り入れられているみたい!

ピニャータの参考資料
ピニャータの参考画像

4.ケーキ登場のタイミングではみんな注目!

Alexas_FotosによるPixabayからの画像

誕生日ケーキのタイミングでは親も呼ばれてみんなでケーキコールをします。

ここで登場するケーキは如何にも海外!という感じのデコレーションされたもの。

バースデーソングを歌って、ケーキにろうそくを立てて吹き消します。

そして集合写真を撮ったら、一旦ケーキは退場。スタッフさんがカットしてくれます。

チカ
チカ

ケーキが登場した時点でなぜか子供たちは指ですくってクリーム舐めるので早めにケーキを退場させないと大変なことになっちゃう・・・!

5.ケーキを食べたら流れ解散

ケーキのカットが終わるまではまた大人と子供に分かれて自由時間。

大体子供だけでなく、大人にも振る舞われます。

そしてその頃には大体パーティーも終わる時間なので、ケーキを食べ終わると流れ解散です。

帰宅する時には最後に主催者にもう一度お礼を伝え、主役の子供にお祝いを言ってから帰宅しましょう。

海外の子供の誕生日パーティーに行ってみよう!

S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

とっても豪華な海外の子供の誕生日パーティーについてご紹介しました。

親も子も楽しいパーティー。特に子供が小さいうちは親同士の貴重な交流の場にもなります。

呼ばれたらぜひ物怖じしないで行ってみてください!

チカ
チカ

トルコ・ブルガリアでの駐妻経験を持つチカがお届けしました!

Twitter(@key33383660)にて海外生活、海外育児などについて発信中です♪もしよければ覗いてみてください!

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