インターナショナルスクールの親に必要な英語力とは?

インターナショナルスクールの親に必要な英語力とは? インターナショナルスクールでの生活
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日本で生まれ育った方は英語に自信がないという人も多いのではないでしょうか。

そんな中、お子さんをインターナショナルスクールに入れる際、どの程度親の英語力が必要になるのか、気になりませんか?

この記事では海外のインターナショナルスクールの幼稚園(Pre-k,Kindergartenクラス)に通う際に親に求められる英語力についてご説明します。

結論からいうと、幼稚園部の場合(恐らくそれより上の学年だとしても)、入学の際に直接的に親の英語力を測られることはありません。また必ずしも英語ができなくても現代はGoogle翻訳もあるし何とかなります。
ただし、通学している中でどちらか片方、できれば両親が英語を話せた方が絶対に便利&より充実した学校生活を送る事ができる
でしょう。

では

  • 具体的にどんな時に英語が必要になってくるのか
  • 英語があまり得意じゃない状態で入学させた場合親はどうしていけばいいのか
  • 利用できる学校側のサポートなど、私の経験を元にご紹介します。
チカ
チカ

ちなみに私は夫の転勤で日本人がほぼいない国に来たため、子供の学校といえばインターナショナルスクールしか選択肢がありませんでした!

我が家は夫は英語で仕事をしている、TOEIC900点台と英語が比較的得意なので最初は夫に頼りきりでした・・・

渡航当時の私の英語力は

  • 時間をかければ文章は大体読める(辞書あり)
  • 大学受験以降、英語を使う機会は旅行以外ほぼなし
  • 何となく言われている事はわかるけど、言いたい事を英語でいうのは無理!
  • 英語の文章はかけるけど時間がかかるし、間違っていたら嫌だから夫に丸投げ
  • TOEICなどは受けた事もない

というレベル。

現在は

  • 先生や外国人ママ友が話していることが理解できる
  • 学校からのメールを(たまに辞書は使うけれど)理解できる
  • 早すぎる・長い文章は苦手だけど)英語で雑談ができる
  • 担任の先生との面談では夫の通訳なしに意思疎通ができる
  • 英語でのメールは問題なく打てる

未だにTOEICは受験していないので正確なスコアは不明ですが、模擬試験では700~830程度という感じでした。
生活していく中での不便さも少なくなってきたと感じています。

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インターナショナルスクールで親の英語力が必要となるシーン

我が家は息子が2018年8月にPre-K(日本でいう年中)の最初からインターナショナルスクールに入学し、2020年6月にKindergarten(年長)を終えました。
つまり、インターナショナルスクールの幼稚園部の全過程を通して見てきました。

この2年間を振り返って考えると英語が必要となるのは以下の場面。

  • 入学の申し込み
  • オリエンテーション
  • 学校側からのメール
  • 先生とのコミュニケーション(保護者会・面談・相談事がある際のメールなど)
  • 他の保護者とのコミュニケーション
  • 子供の勉強の補助
  • トラブル発生時のサポート

海外のインターナショナルスクールに通う場合、先生方とのコミュニケーションも英語になります。

入学手続き、オリエンテーション、学校側からのメール、先生とのコミュニケーションなどは事前に予定が分かっていたり、夫に頼ったりしてこなすことができます。

けれど、他の保護者とのコミュニケーション、子供の勉強の補助、トラブル発生時のサポートなどはその場に夫がいないことも多く、私自身(子供をメインで世話している側)が対応しなければならないケースが多く、否応無しに英語を使う場面が増えました。

つまり子供をインターナショナルスクールに通わせる以上は、

  • 先生や他の保護者の言っている事が分かる(リスニング)
  • その時に質問をされたら多少答える事ができる(スピーキング)
  • 学校からのメールでのお知らせが読める(リーディング)
  • 先生に用事や相談がある際に英語でメールを返信することができる(ライティング)

程度の英語力が親にも必要だと言えるでしょう。

正直リーディングは翻訳ソフトを使えばいいし、ライティングもよほど急ぎでない限り得意な方が担当すればいいです。

そのため、この中で最も大切なのは相手が言っていることを理解するリスニング能力だと感じました。

チカ
チカ

言いたい事を伝えられない場合は「うまく伝えられなくてごめんなさい」と一言添えればそれで大丈夫ですが、言われている事が分からないと結構困るので、とにかくリスニング能力は必須だと感じました!

英語力に自信がない親はどうすればいい?

海外のインターナショナルスクールの場合、様々な背景を持つ生徒が在籍しています。
そのため、先生方も英語が苦手な親がいることも分かっているので、英語が苦手でも恥ずかしがる必要はありません。

まず一番関わりが深くなる担任の先生に、親自身の英語力について最初に話しておくと安心です。

チカ
チカ

我が家は息子が入園した時点で息子自身も英語がわからず、私もリスニング&スピーキングに全く自信がないという状態でした。

なので先生には【連絡をする場合、急を要する場合は夫に電話、そうでなければ私にメールをしてほしい】と伝えておきました。

学校によっては親への語学や異文化での生活を送るにあたってのメンタルサポートもある場合もあります
せっかく用意された機会なのでこういった場をしっかり利用するのもおすすめです。

チカ
チカ

息子の学校では年度初にFamily Transitionセミナーと言ってスクールカウンセラーの先生が海外からやってきた家族・その年度に入学した家族に対しての講義を開いてくれたり、親向けの英会話クラスがあったりしました。

こういった活動に参加する事を通して英語に慣れたり、先生と親しくなったりすると、親も学校に早く慣れることができます♪

また学校主催の親向けの講座(絵本作家を招いた講演会や校長先生を囲んだ子育て雑談会など)もありました。
これらは英語ができる前提で話が進んでいくので、最初はついていけない時もありましたが、育児に関する話だったので興味があれば楽しめる内容でした。

チカ
チカ

最初にお伝えした通り、インターナショナルスクールに子供を通わせる上で大切になるリスニング。
こういった英語での講座は、英語のリスニングを鍛えるのにはもってこいの状況です!

直接学校に行くのはハードルが高い…と感じる方もいるかもしれません。
そんな方は家にいたとしても、メール連絡がガンガンくるので、英語に触れる機会は増えるはず

英語力を伸ばすのに必要なのはとにかく英語に触れる経験です。
なのでメールの解読も英語が得意な人に任せたりGoogle翻訳を使うのではなく、自力で読んでみるとよいでしょう。

チカ
チカ

私個人としては、英語の文法が理解できているとメールなどの文章が読めるので、文法だけはしっかり押さえておくといいかなと感じました!
特にメールなど結構長い文章を読む時、文型(SV、SVC、SVO,SVOO,SVOCなど)が分かれば解読しやすいので文型を捉える練習だけでもしておくのがおすすめです!


日本で生活している時と、海外で子供をインターナショナルスクールに入れた時では日常的に触れる英語の量が全く違います。
リスニングが必須と書きましたが、そもそもの英語が読めなければ聞いていても何を言っているか分かりません。
なので、「英語がとにかく苦手。。。」という場合は、メールやお知らせにくまなく目を通して英語に慣れる事から始めるのがいいでしょう。

英語力に自信がない親がすべきこと

  • 担任の先生に隠さず自分の英語力や連絡方法の希望などを伝える。
  • 学校主催の英会話クラスや育児講座に参加し、リスニング力を鍛える!
  • メールやお知らせなど学校から来る英語の文章に目を通し、とにかく英語に慣れる!

親同士のコミュニケーションは必須?

子供自身が大きくて自分たちのコミュニティがある場合にはそこまで親の出る幕はありませんが、幼稚園などまだ子供が小さいうちは親同士で連絡事項を確認しあったり、プレイデート(学校外で遊ぶこと)の約束をしたり、親同士の関わりは自然と生じます。

私が今いる国、ブルガリアではWhatsApp(ワッツアップ)というLINEのようなツールが気軽な連絡手段として使われていて、同じクラスのママほぼ全員が入っているWhatsAppグループがあります。

“ほぼ全員”と書いた通り、もちろん中にはWhatsAppsを利用していないママもいますし、グループ内では連絡事項や相談事項を特定の人が聞いてきて、中には全く返信しない人もいます。

日本の幼稚園ママ友のLINEグループでは誰かが話題を振ったら、何かしら反応しなきゃ・・!みたいな空気がありますが、そんなもの全く感じません。

話したい人は話す、特にいうことがなければスルー。なので負担に感じすぎる必要はありません。

WhatsApp内で交わされる表現は主語を省略していたり、話し言葉風の砕けた表現だったりで、正直最初は学校からのメールを解読するより難しく感じました・・・!

けれどなかなか触れる機会のない口語的な英語に触れるよいチャンスでもあります♪

学校生活がスタートする前に、こういったその国でメインで使われている連絡ツール(アプリ)をダウンロードしておくことをおすすめします♪

子供の学習・日々の学びのサポート

基本的に、幼稚園の場合はほとんど宿題などはありません
ただ我が家は、子供が学校で感じた疑問を家で話す事が多かったです。

ママ〜、Can you catch me?ってどういう意味?

こんな感じで日々の遊びや先生が言ったことの中で分からないことがあれば質問してきます。
この時、難しいのが子供の記憶と発音が頼りだという点。

栗の外側はね、バイキーっていうんだよ!

と言われた時には、何のことだかさっぱり分からず「???」と思ってしまいました。
その後、Google翻訳の音声機能を使ったところ”Spiky”(トゲトゲしている)という意味だと分かりました。

子供に聞かれてわかることは分かる範囲で答えればいいし、分からなければ一緒に調べる形で勉強していけばいいでしょう。

チカ
チカ

私は子供たちが幼稚園に通い始めた時に、
「ママは英語の幼稚園って行ったことないから色々気になるんだー!どんなことしたのか、教えて?」
と言ってその日の出来事や気になったことなどを聞くようにしていました♪

実際に日本の幼稚園とは違うことも多く、聞いていて興味深いし、会話の中で子供自身がその時疑問に思ったことを思い出したりするので、色々話してみると楽しかったです♪

インターナショナルスクールに通い出したら親子で英語力を高めよう!

2年間のインターナショナルスクール経験を踏まえ、親の英語力が求められるシーンや関わり方についてご紹介しました。

正直、普通に幼稚園生活を送る中では、必ず英語を話さなければならないという場面はそこまで多くないと思います。
そのため個人的に最も鍛えるべき能力はリスニング力だと感じました。

スピーキングやライティングは、夫婦どちらかが英語が得意であれば任せるという選択肢もあるでしょう。
また冒頭でも触れた通り翻訳ソフトを使えば英語が苦手でも何とでもなります。
ただ、せっかく英語に触れる機会がぐんと増えるのでこれを機に自分自身の英語力を高める努力をするのもいいのではないかと私は思っています。

Family Transitionセミナーで出会ったスクールカウンセラーの先生から

Japanese people are more likely to avoid failure and mistakes.
But it doesn’t matter! Get your perfection hat off and step out of your comfort zone.

(日本人は失敗や間違いを避けようとするけど、間違いは大した問題じゃないわ!完璧主義をやめて、挑戦してみるといいわよ♪)

というアドバイスを貰いました。

世界の英語人口は21%、そしてネイティブスピーカーはその中の1/4。
つまり世界的にみたら英語のネイティブスピーカーは約5%程度です。

英語を話す人の内、多くは非ネイティブ。
私は個人的には英語を話す上では大切なのは発音や文法ではなく、伝えたい・話したいという気持ちなのではないかと思います

お子さんが海外のインターナショナルスクールに通うというのは、多くの人が経験することではありません。
なのでせっかくのチャンス、一緒に頑張ってみるのもよいのではないでしょうか。

この記事が海外育児をする方のお役に立てれば幸いです。

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