こんにちは!トルコ・ブルガリアでの子育てを経験している駐妻のチカです!
幼稚園や保育園に行く前のお子さんをお持ちの方、日中どうやって過ごしていますか?
赤ちゃんが動き出すと同世代の子との交流を図りたくなりますよね。
ただし海外に出ると同世代の子供を持つ親と出会うことってなかなか難しい・・・。
特に日本人が少ない地域では言葉の壁もあり、余計に大変・・・。
そんな時、おすすめしたいのがPlay Group(プレイグループ)への参加♪
耳慣れない言葉かもしれませんが、小さなお子さんを連れて海外生活をされる方には知っておいて損はない情報です。
この記事ではプレイグループとは何か、どうやって参加するのかなどについてご紹介します。
1.そもそもプレイグループって何?
プレイグループとは未就園児対象のサークルのこと。
対象年齢は主に1歳前後〜2,3歳。歩けるようになってから参加している子が多いです。
2,3歳を過ぎると幼稚園や保育園などの集団生活に入っていく事が多いため、その年齢より小さい子供がプレイグループには所属しています。
明確な参加可能年齢を示しているグループもあるけど、割とゆるいところがほとんど!
なので気になったら問い合わせのメールをしてみるのが一番です♪
日本では児童館や子育て支援センターなどの施設がありますが、海外だと子連れで無料で行ける施設・しかも母子がゆっくり過ごせる場所はあまりありません。
子供用の屋内遊び場やキッズスペースつきのカフェはあっても同世代の子供と定期的に会える機会が少ないです。
つまり、プレイグループは海外在住の親子にとって貴重な社会性を育む機会です。
ちなみにプレイグループは未就園児のための社会性を養う場であり、母子分離を目的としたものではありません。
そのため保護者の付き添いは必須です。
2.プレイグループは誰が主催しているの?
プレイグループを主催している団体はさまざまです。
- インターナショナルスクール
- 教会
- 日本人学校
- 国際女性団体(International Women’s Club)
- ボランティア など
日本人が多い地域では日本人学校が主体となって土曜日に日本語のプレイグループを開催している地域もあるそうです!
イスタンブールではトルコの現地幼稚園の一角を借りて、日本人の元幼稚園の先生がプレイグループを開催していました。
私は過去にインターナショナルスクールのプレイグループと、国際女性団体主催のプレイグループに参加したことがあります。
主催している団体によってプレイグループで行う内容や料金も違います。
私の経験を踏まえてプレイグループについてご説明します!
1)学校や教会主催のプレイグループ
主催する団体ごとに決まった施設があるため、毎週決まった曜日の決まった時間に同じ場所に行きます。
まとめ役の先生がいて、自由遊びの時間・一斉活動の時間(工作や歌など)・スナックの時間など系統だったカリキュラムがあるケースが多いです。
またこの場合は1回毎に参加費を払う必要があります。(主にスナックや工作に使う材料費として使われ)
私は息子が1歳過ぎの頃はイスタンブールのBritish schoolのPlay Groupに参加していました♪
1回10TL(当時のレートで換算すると500円程度)払い、
9:00~9:30 自由遊び(主に庭)
9:30~10:00 工作など屋内遊び
10:00~10:30 スナック
10:30~11:00 歌の時間
という感じで過ごしました。
学校や教会主催のプレイグループの場合
- 開催地:学校や教会(主催者の所有する施設にて実施)
- 料金:必要(おやつ代・工作などの材料費として。日本円で500~1000円程度)
- 内容:カリキュラムがある程度決まっている
- 指導者:あり。幼稚園の先生などインストラクター的な人がいる
2)ボランティア主催のプレイグループ
日本人が海外赴任するような国には、大体他の国からも駐在員が来ています。
そして非英語圏の場合、その国に住む外国人のママグループがあり、さまざまな国籍のママが英語でコミュニケーションを取っている場合が多いです。
ボランティアや国際女性団体などが主体のプレイグループは決まったスペースがなく、メンバーの誰かの家に遊びに行ったり、待ち合わせをして公園で遊んだりする事が多いです。
私はブルガリアではIWC(International Women’s Club)という団体から派生したプレイグループに参加してました!
現在はIWCからはほぼ独立し、有志でリーダーを決めて週1度集まっています。
ここには娘が2歳半〜3歳の間に頻繁に参加し、おかげで母子ともに友達もできました。
ボランティア主催のプレイグループ
- 開催地:公園・屋内遊び場・メンバーの誰かの自宅など(流動的)
- 料金:不要(屋内遊び場など有料の場合は各自負担)
- 内容:カリキュラムなし。自由に遊ぶ。
- 指導者:なし。グループをまとめるオーガナイザーはいるが、誰かのママが担っているだけで先生ではない。
3.プレイグループに参加することのメリット・デメリットは?
プレイグループに参加する3つのメリット
- ママ友ができる
- 同世代の子供同士の交流を経験できる
- 毎週決まった曜日に出かけるので生活リズムがつく
家でのんびり子供と過ごすことの楽しいですが、1歳過ぎて子供が歩き出すと日々どうやって過ごそうかと悩むことが増えます。
決まった人と定期的に会う機会を作るのは子供によってもよい経験となるでしょう。
しかもプレイグループは強制ではないのでお休みすることもできるので、幼稚園前の練習にはぴったりです!
プレイグループに参加する3つのデメリット
- 言葉の壁
- 最初に連絡する時に緊張する
- 参加しすぎると何かしら役割を負わなければと気負ってしまう
正直デメリットがあまり思いつかなかったのですが、強いていうなら上記3点でしょうか。
日本人が多い地域では、日本語でのプレイグループが存在するケースもありますが、比較すると外国語でのプレイグループの方が多いでしょう。
参加にあたり先生も外国語、他の保護者も外国語を使うと思うと少しハードルが高いように感じます。
けれど保護者自身も外国語の勉強になり、子供も自然に、格安で外国語と触れる機会が作れるというのはラッキーではないでしょうか。
また役割に関しても基本的には無理する必要はありません。
私も最初に連絡する時は緊張しましたが、トルコでもブルガリアでもプレイグループに参加して人脈も広がったので参加してよかったです!
4.興味があればぜひプレイグループに行ってみよう!
この記事では海外育児をする中で未就園児との過ごし方として、プレイグループについて説明しました。
日本でいうところの、児童館や子育て支援センターのサークルのような存在であるプレイグループ。
海外に住んだからには異文化交流として母子で参加してみるのはいかがでしょうか。
以上、チカ(@key33383660)によるプレイグループの口コミでした!
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