ブルガリア在住、5歳3歳の子育て中の駐妻チカです!
今日は子供の誕生日パーティーを主催した時の話をします♪
海外子育てをしていると直面する子供のお誕生日パーティー。
お呼ばれされていくと日本とは規模の違いパーティーに驚かされます!
華やかなパーティー会場、たくさんのプレゼント、誕生日の子は自分が主役の空間。
これを見て「僕も(私も)やりたい!!」と思うお子さんも多いでしょう。けれど主催するにはどうすればいいのでしょうか?
息子の5歳のお誕生日パーティーを主催した時の経験から、子供の誕生日パーティーの準備・費用・ホストとしての当日の動きなどについてまとめました。
この記事はこんな人におすすめ!
- 海外育児中のパパママ
- 海外移住を考えているパパママ
- 海外育児に興味がある皆様
合わせて読みたい!お誕生日パーティーに招待された時の記事はこちら♪
子供の誕生日パーティーの準備の流れ
1.会場選び&予約(2〜3ヶ月前)
まずは会場選びです。誕生日パーティーをやる会場としては
- 屋内遊び場(メインが遊び場で横にレストランが付いている)
- キッズスペース付きレストラン(メインはレストラン)
- 別荘や自宅
- 公園
- 映画館
などが挙げられます。我が家はこの中で最初からキッズスペース付きレストランに絞って探しました。
理由は以前屋内遊び場での誕生日パーティーに参加した時、同時に2,3組が誕生日パーティーをしていて大騒ぎだったから。
私の語学力を考えてあまり大人数をさばくのは難しいと考え、貸切できるスペースを選びました。
誕生日が3月だったので12月頃から少しずつ外出先の良さげなカフェ情報を集め始めました。実際に予約したのは1月下旬、誕生日の1.5ヶ月くらい前です。
2.お店との打ち合わせ(1ヶ月前)
予約が完了したらお店との打ち合わせです。
最初の予約の時点では日時のみの予約で、後から詳細を詰めていきます。打ち合わせで決める内容は下記の通りです。
誕生日パーティーの打ち合わせ内容
- パーティーのテーマ(司会者はアニメーター?インストラクター?)
- ケーキ(持ち込みか、オーダーか)
- 食事内容(主に大人の飲食について)
【パーティーのテーマ】
子供の誕生日パーティーをお店で行い際には司会者を呼びます。
(キッズスペースには司会者の他に、子供を見てくれるレストランスタッフが1,2名います)
その司会者の種類としてはアニメキャラクター(男の子ならバットマンなどヒーロー、女の子ならプリンセスなど)、料理の先生(クッキングパーティーの場合)、実験のインストラクター(サイエンスパーティーの場合)など様々。
子供の年齢や好みに応じて選んで、どのテーマにするかによって値段も変わってきます。
ちなみにこの司会者などはレストランで行う場合、提携していることが多いのでまずはどんなオプションがあるか確認してみましょう!
【ケーキ】
誕生日パーティーを行っている会場の場合は提携しているケーキ屋さんがあり、カタログから選びます。
どうしても持ち込みたい場合にはその旨を伝えればOKな場合も多いです。
ケーキは立体的なものか平面か、どのキャラクターにするか、味はどうするのかなど選ぶことができます。
ケーキの外観と味はそれぞれ選べるので、まずは外観を決めて、その後中身を決められました!
チョコケーキ、フルーツケーキ、ティラミス、ムースなど色々選べてびっくり!
【食事内容】
子供用の軽食(スティック野菜・ピザ・ミネラルウォーター・ジュース)はプランに含まれていましたが、大人用の食事は別途オーダーする必要があります。
お酒・ソフトドリンク・フィンガーフードなどを事前に選びます。
食事の量などは人数によっても変化しますよね。
最終的な人数・食事量の連絡は大体10日〜1週間前までというところが多いようです。
3.招待状を渡す(3週間〜1ヶ月前)
お店から招待状のカードやドラフトメールを貰い、それを配ります。
私は息子が招待状を渡したい!と言うので紙とメール両方用意しましたが、現代ではメールが主流になっているようです。
ここで大切なのは、一言「参加の場合は●●日までに教えてください( Please confirm your attendance by●●)」と添えること!
この一言がないと返信なしで参加される方もいます。返信不要の文化なのかもしれませんが、お店への連絡もあるので教えてもらった方が主催者としては助かります。
また「ご兄弟も一緒にどうぞ」など一言添えると相手も返信しやすいです。
ブルガリア人だけかもですが、返信なしで参加する人もいれば、参加と言いつつ連絡なしで来ないケースもあるので、判断は難しい!
けど、お店の人もそれは大体分かってるので大まかな人数が分かれば大丈夫です♪
4.お返しの用意(前日〜1週間前)
これはブルガリアの場合絶対ではありませんが、念のためお返しのちょっとしたプレゼント(おもちゃ)を用意します。
お絵描きセットや塗り絵、飛行機やくるまのおもちゃなどが多いです。
参加してくれた子たちに帰り際配ったり、パーティーの途中に遊んだりします。
息子の誕生日会前に日本に帰国したので100均で飛行機やお絵かきのおもちゃを購入して、それを配ることにしました!
子供の誕生日パーティーの当日の流れ
1.十分に休養を取った後、少しだけ早めに会場到着(20〜30分前)
パーティーは親も子も体力を使います。なのでパーティー前にはなるべく疲れないようにして、できればお昼寝などを済ませてから行くのが大切です。
会場には20分前くらいに到着するようにします。
到着後は会場の方に挨拶をしたりプレゼント置き場を決めたりしてゲストの到着を待ちます。
ちなみに我が家は17時30分開始のパーティーでした!
理由は3歳の娘がまだお昼寝をするので、お昼寝後にパーティーがいいと思ったからです。
2.ゲストのお迎え&挨拶(開始〜開始後30分程度)
時間になると徐々にゲストが到着し始めます。子供は遊び場に誘導し、大人には座ってワインなどを飲んでもらいます。
ゲストが来たらホスト役の親はどちらかがゲストと一緒に座って話し、もう一人は新たに来るゲストを出迎えるなど役割分担しておくとスムーズです。
3.時々子供の様子を見に行きつつ、基本的には親同士で談笑(〜1時間半程度)
パーティー開始後は子供達のお世話は基本的にレストランスタッフ&司会者にお任せです。
親もゲスト(遊びに来てくれた子供の親たち)と談笑します。
カメラマンを依頼するケースもありますが、そうでない場合は時々子供の様子を見に行って写真を撮ったりして過ごします。
4.ケーキ登場&写真撮影(パーティー開始から1時間30分程度)
パーティー開始から大体1時間30分くらいして子供達の遊びや司会者の出し物がひと段落した頃にケーキ登場です。
主役の子供を囲んで写真撮影、その後一旦ケーキをキッチンに戻してカットしてからサーブされます。
5.ケーキを食べたら流れ解散、ゲストのお見送り
ケーキを食べ終わる頃には徐々に人が帰り始めます。
お見送りと来てくれたお礼を言って解散です。
みんなが帰って忘れ物がないかをチェックして、大量のプレゼントを持って帰宅します。
子供の誕生日パーティーにかかった金額(ブルガリア版)
子供の誕生日パーティー、こんな感じで主催すると一体いくらかかるものでしょうか。
国によって物価の違いもありますが、参考までに今回かかった金額をご紹介します。
ちなみに今回の息子の誕生日パーティーは下記の条件で行いました。
- 遊び場付きカフェレストラン貸切
- パーティーのテーマはサイエンスパーティー
- ゲストは子供11人、大人8人
- ケーキは平面の写真ケーキ25人分
5歳児の誕生日パーティー費用総額
- 会場代金:495Lev(約32,000円)
- ケーキ代:100Lev(約6,500円)
- 飲食代:400Lev(約26,000円)
- お返しプレゼント:約1500円
合計:約66,500円
ブルガリアはEU加盟国の中で一番生活コストが安い国と言われています。
物価は大体日本の1/2~1/3くらい?なので日本で同じ規模でやったら大体15万円くらいの感覚・・・?
日本だったら絶対やれないと確信しました!
子供の誕生日パーティーの振り返り
子供の誕生日パーティーをやってみて:よかった点
- 最初からカフェ・レストランに絞ってお店選びをした
- 何度か来店したことがあるお店を会場に選んだ
- ゲストは広げすぎずに息子の幼稚園の友達だけを招待した
- 親同士の交流の場にもなった
今回の誕生日パーティー主催にあたり、最初から自作することを諦めてレストランに頼んでよかったなと思いました。
慣れない国、慣れない言語、慣れないパーティー。この状況でパーティーを自分たちだけで開催できる気が全くしなかったので無理しなくてよかったというのが感想です。
何度か来店したことがあるお店で料理も美味しいカフェレストランを選んだことで、ゲストの料理に関する満足度も高く、私たちホストも安心してレストランスタッフにお願いすることができました。
子供の誕生日パーティーにはご近所さんや日本人仲間を呼ぶ方も多いですが、私たちは今回息子が呼びたい人をよぼうということで学校のお友達だけを招きました。
親同士も知り合いだけどあまりゆっくり話す機会がなかったので、親同士の交流の場にもなってよかったと思います。
子供の誕生日パーティーをやってみて:反省点
- 大人の食事を頼みすぎた
- お返しプレゼントを渡すタイミングが掴めなかった
- 写真を撮りに行くタイミングとゲストと話すバランスが難しかった
今回、夕食時( 17:30~19:30)のパーティーだった事もあり食事はサラダ、前菜、サンドウィッチやブルスケッタ、キッシュなど多めにオーダーしました。けれど結局ほとんど残ってしまうことに。。。
他の誕生日パーティーにも参加して感じましたが、ほとんどのゲストはそんなに食事は食べません。
なので、軽くつまめるフィンガーフードがあれば十分!サラダなどは不要だったなと感じました。
またせっかく用意したお返しプレゼントですが、帰り際は流れ解散に近いのでバタバタしていて渡しそびれることもありました。お返しは最初から出入り口近くにカゴなどに入れて置いておけばよかったです。
そして、写真を撮りに行きたくてもなかなかゲストを放置して移動するのも気が引けたので最初からカメラマンを別途依頼すればよかったかなと感じました。
子供の誕生日パーティーを主催した感想&まとめ
海外での子供のお誕生日パーティーを主催した際の手順、注意点、金額などについてまとめました。
主催して感じたのはやっぱり結構お金がかかるな、ということです。
けれど日本だったら祖父母と一緒に祝っていたけれど、この国にはそういった親戚はいません。。。
そして普段から慣れない環境で頑張っている我が子の誕生日を思いっきり幸せな思い出にしたい!
そう思って今回のパーティー主催に踏み切りました。
多少お金はかかりますが、日本から祖父母を呼ぶの比べれば断然安く、何より子供にとっても親にとっても良い思い出になりました。
海外子育て中の方でお誕生日パーティーをするかどうか悩んでいる方の参考になれば幸いです!
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